息をのむほど美しい、ボルネオ島。多種多様な生き物たちが躍動する、まるで「生命のゆりかご」です。
しかし今、この楽園が消えかかっています。
私たちの生活に欠かせない「パーム油」の裏側で、森は伐採され、動物たちは住む場所を失い、絶滅の危機に瀕しているのです。
この悲しい現実を止めるため、私たちに何ができるでしょうか?
「生命のゆりかご」ボルネオ島
ボルネオ島は東南アジアのマレー半島とフィリピンの中間、赤道直下に位置する、世界で3 番目に大きな島。
日本から最も近い熱帯ジャングルで、
およそ1億年も前にできた豊かな自然には、200 種類以上の哺乳類や約260 種類の両生類&爬虫類、600 種類を超える鳥類が生息しています。
さらに、調査のたびに新種が見つかるほどの多様な昆虫や植物が生き生きと育つ、世界でも類稀に見る生物多様性の宝庫です。
1500万年前からその姿をほとんど変えず、
地球の「生命のゆりかご」として存在していたボルネオ島が、わずか50年ほどの間に姿を変えてしまったのです。

アブラヤシ農園の拡大によって生き物の住処が奪われています
ボルネオ島は、パーム油の最大生産地として有名です。
パーム油とは、私たちがよく口にするポテトチップスやチョコレート、化粧品、洗剤など幅広い製品に使用される植物油のこと。
ボルネオ島では、パーム油の需要拡大のためにアブラヤシ農園を大幅に拡大するため、大規模な森林伐採が行われるようになりました。
その結果、動物たちは住処を奪われて生活圏を狭められ、生きる場所を失った希少な野生動物たちが、絶滅の危機に瀕しています。
また、ボルネオゾウやオランウータンが農園に入り込んでしまい、害獣として捕獲や駆除されてしまうといった痛ましい事件も頻繁に起きています。
そんな現状を改善し、動物たちが再び生き生きと暮らせるようになるために、フェリシモと旭山動物園は基金を立ち上げていました。

お買い物で森と動物たちを守ろう
「旭山動物園とボルネオの森恩返し基金」は、動物たちの住処の消失が問題視されているマレーシア・ボルネオの森の動物保護や、人材育成費用として活用されます。
また、旭山動物園の施設整備のための「あさひやまもっと夢基金」にも拠出します。

参考:認定NPO法人ボルネオ保全トラストジャパンHP
「3分でわかるボルネオ」 https://www.bctj.jp/3minutes-borneo/.
「3分でわかるパーム油」 https://www.bctj.jp/3minutes-palmoil/.
(関連商品の詳細ページは6/18よりご覧いただけます。)
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