ウミガメの保全活動を行う小笠原海洋センターと雑貨ブランドYOU+MORE!のコラボ商品、「応援したくなるアオウミガメの赤ちゃんのぬいぐるみポーチ」と「アオウミガメの生態を描いた片面ガーゼ&コットンパイルハンカチ」。
どちらも商品の購入がウミガメの保全活動につながる基金付き商品です。
ウミガメのかわいさをもっと知ってほしい!そしてそこから環境問題を身近に感じるきっかけになればという想いから生まれたコラボ商品は大きな反響をいただき、たくさんの基金が集まりました。
みなさまから集まった基金は具体的にどんな活動に使われているのか。
今回はウミガメの保全活動の中でもプランナーが気になって仕方のない「甲羅磨き」をご紹介します。

小笠原海洋センター
アオウミガメをはじめとする小笠原の生物の保全に尽力するため、㈶東京都海洋環境保全協会により1982年4月に開設。2006年4月からは認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャー(ELNA)が実施し、現在に至る。島内では「カメセンター」の愛称で親しまれ、情報の発信、教育・交流の場として島内外の方々に幅広く利用されている。

▼アオウミガメの生態を描いた片面ガーゼ&コットンパイルハンカチ

この2商品の売上の一部は「海基金」としてウミガメの保全活動に活用されます。
「甲羅磨き」ってなに?
子ガメのうちは免疫力が弱いため皮膚病になりやすく、また、甲羅に藻が繁殖してしまうと太陽光が甲羅に十分に当たらず骨の成長を阻害してしまう可能性があります。
そのため、主に皮膚病の予防と、ビタミンD欠乏症の予防のために「甲羅磨き」を行います。
自然界では、自分で岩に甲羅を擦り付けたり、魚に掃除してもらったりすることできれいな甲羅を維持しています。
こちらが磨かれる前の藻が繁殖した甲羅。

甲羅全体が緑になるほど覆われてしまっているのがわかります。
そしてこちらが磨かれてきれいになった甲羅。

光が反射するほどピカピカになりました!
これで充分甲羅に太陽光を浴びることができます。
甲羅が傷つきやすい子ガメにはやわらかいスポンジを、大きな個体ではブラシや少し硬めのスポンジを使って磨きます。

磨く場所(顔、甲羅、足)によっても道具を変えて、傷つけることがないように慎重に磨きます。

大きな個体はお尻のあたりの甲羅をブラシで磨くと気持ちよさそうにお尻をフリフリすることも。
手の動きを止めると、もっともっと!と言わんばかりに自分からブラシに近づいてくるんだそう。

頭の部分をやさしくなでるように磨いてあげると気持ちよくてうっとり眠そうな表情をするカメもいるそうですよ。かわいいですね♡
スタッフさんもびっくり!まさかの大反響
実はこの「甲羅磨き」はSNSでも大人気。

こちらの投稿はなんと34万いいね!
スタッフさんにとっては当たり前の日常の一コマだったので、大きな反響にとても驚かれたそうです。
ウミガメの未来を応援しよう!

実はまだ寿命さえわかっていない、謎につつまれたその生態。
ウミガメは世界に7種類生息していますが、そのうちの6種類は絶滅危惧種なんです。
小笠原海洋センターはウミガメをはじめ、小笠原諸島の生物の保全を目的に活動しています。
ウミガメのファンになってもらえたら、環境問題も少し身近に感じられるはず。
そんな想いをもって、小笠原海洋センターさんに監修いただき、基金付きのコラボ商品を作りました。
これから先の未来もウミガメたちが泳ぐ海であってほしいから、まずはウミガメの魅力を知ることからはじめてみませんか?
みなさまの気持ちをウミガメの未来につなぐお手伝いができるとうれしいです。
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